事例紹介

Case

老朽化したマンションを、地域住民のニーズに応えられるコンビニエンスストアに

お客様からのご相談内容

町田市内でも人気のエリアに建てたマンションは、竣工した昭和62年当初、高い入居率を誇っていたそうです。しかし築20年を超えたあたりから、全国的に土地の価格が低下し、周辺地域では手頃な価格帯の建売住宅が販売されるようになったとのこと。さらに建物の老朽化も重なり、徐々に空室が増えていることにオーナー様はお悩みでした。鉄筋コンクリート造の同マンションは、町田市内の最寄り駅から徒歩約15分の距離にあり、敷地面積は約930m2。戸数は8戸で、各部屋の間取りは3DKです。ホームリーダーではオーナー様のお悩みを早急に解決すべく、立地条件や周辺環境などの調査を開始しました。

ホームリーダーからの提案

調査の結果、同地域では建売住宅を購入した若い世帯や、子どもたちの独立に伴い夫婦二人暮らしとなった高齢の世帯が増加していることが判明しました。また町田市郊外の住宅地は起伏が多いため、「近場に通いやすい商店がほしい」という住民のニーズも確認できました。
ホームリーダーは同マンションが比較的広い市道の角地に建っていることを踏まえ、従来から関係のあった大手コンビニエンスストアチェーンの店舗開発担当者に、同地での出店を打診。店側が意欲的な姿勢を示したことから、オーナー様にコンビニエンスストアへの事業転換をご提案し、ご賛同いただき即決されました。

結果

双方、事業計画に同意していただいた上で、オーナー様側が店舗を建築し、コンビニエンスストア側がそれを賃借して店舗を運営する「建物賃貸借方式」で契約しました。設計プランは、床面積約200m2の店舗をつくるというものです。同マンションには4世帯が入居していましたが、その退出交渉はホームリーダーの不動産事業部が対応。コンビニエンスストアのオープンにより、オーナー様の賃貸事業は好転し、地域住民の快適な日常生活の寄与にもつながりました。

老舗ガソリンスタンドから、家族連れや地元企業に愛される和食レストランチェーン店に

お客様からのご相談内容

オーナー様が所有するガソリンスタンドは相模原市南区の国道16号線沿いに位置し、昭和40年代から営業を続けています。敷地は1,700m2と広大ですが、近年はさらに広い敷地を擁するセルフサービス型の業態が増加したことや、東日本大震災以降、ハイブリッドカー・電気自動車・水素自動車などの注目度が増し、相対的にガソリン式自動車の需要が減ったことから、オーナー様は事業転換を検討されていました。ホームリーダーでは、業態変更を前提としたご相談も喜んで承ります。

ホームリーダーからの提案

同スタンドの立地条件や周辺環境などの分析を行いました。この地域は、もともと存在する住宅に加え分譲マンションが次々と建てられたことで、世帯数が増加傾向にありました。また、国道沿いにあるためファミリー層をはじめとする遠方からの集客が期待できます。そこで、幅広い世帯に対応可能な、すき焼き・しゃぶしゃぶをメインとする和食レストランチェーン店に出店を打診しました。ホームリーダーの建築事業部は同チェーン店の出店担当者と協議を重ね、床面積330m2の店舗の設計プランを策定。オーナー様に事業計画を提案し、ご承諾いただきました。

結果

契約形態は、オーナー様側が店舗を建築し、レストラン側がそれを賃借して店舗を運営する「建物賃貸借方式」を採用しました。
オーナー様は昭和時代からずっと続けてきたガソリンスタンド業を卒業することになりましたが、新たにオープンした和食レストランには多くの家族連れが訪れ、企業の会食の場としても活用されています。ガソリンスタンド同様、地域貢献につながる事業転換になったといえるでしょう。